hon de honwaka

一期一会の本と日常のおはなし

2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧

今年はなににしよう。

9月最後の金曜日、ブラックフライデーって今もやっているのかな? 今日の一冊は、 「思いがけない贈り物」(講談社 1997年11月 第1刷)著者 エヴァ・ヘラー 絵 ミヒャエル・ゾーヴァ 訳者 平野卿子 大人のための童話… 季節はちょっと早いけど、なん…

いちばん大切なのは?

来月の「鉄道開業150年記念 JR東日本パス」が気になっています。3日間新幹線も乗り放題、がんばれば東日本一周できるかな。 今日の一冊は主人公が旅するおはなしです。 「せかいでいちばんのばしょ」(BL出版 2022年1月 第1刷) 著者 ペトル・ホ…

行ってみたい集密書架

県立の図書館が好きで週一通っています。大学の図書館に入る機会があったらぜひ行ってみたい。どうやったら入れるかな~ 「ライブラリー・ツインズ ようこそ、月島大学図書館へ」(アリス館 2021年8月 初版) 著者 日野祐希 絵 あけたらしろめ どんなス…

「よいこわるいこ」とは

今日は「いたずら」のお話し。私にも「あれは絶対マズかったよなぁ」と今でも思う子供の頃のいたずらが。当然ものすごく怒られました。反省してるけど、あのときは良い悪いがどこかへ飛んで行ってました。 「 いたずら王子 バートラム 」 ( 偕成社 2003…

実りの秋、冬に向かう秋

月曜日、暑さ寒さが彼岸を越えても。日中の気温が高いので、半袖でがんばってみようと思っていたけど、朝晩は長袖じゃないと無理になってきました。 「 はるなつあきふゆの詩 」 ( 偕成社 2018年6月 初版 ) 詩 ジュリー・フォリアーノ 絵 ジュリー・…

橙色の輝く羽毛

久しぶりの秋晴れ。朝日に映える金色の稲穂が美しい、収穫の季節でもあります。黄色も橙色も金色も、幸運を呼ぶ色。 「 ひよこのアーサーがきえた! 」( 文化出版局 2010年11月 第1刷 ) 著者 ナサニエル・ベンチリー 絵 アーノルド・ローベル 訳 福…

火星の夕焼けの色

一晩中続いていた雨が、小休止。空模様の気になる日が続きます。 雲が白く見えるのはなぜ? 雲は雲粒子からできており、雲が白く見えるのは、雲粒子が光の散乱を起こしているから。これをミー散乱といいます。ミー散乱、なんだか可愛い。 ミー散乱では、すべ…

白い馬と音楽と

秋分の日です。昼の長さと夜の長さが同じになる日といわれていますが、実際には昼のほうが少し長いということです。 「 風がはこんだ物語 」(あすなろ書房 2018年9月初版) 著者 ジル・ルイス 絵 ジョー・ウィーヴァー 訳者 さくまゆみこ この物語が生…

心おどる博物館

暑さが一段落して、ホッと一息しています。なかなか遠くへ行けなかったけど、足を延ばしてみたいこのごろです。 「ミュージアムグッズのチカラ」(国書刊行会 2021年7月初版)著者 大澤夏美 好きなひとにはたまらない一冊… もう、写真を見てるだけで心…

めめちゃんのパリ

秋のパリ、素敵でしょうね、いつか行ってみたいです。 「 わたし、パリにいったの 」 ( のら書店 2021年3月 第1刷 ) 著者 たかどの ほうこ(高楼 方子) 幼い姉妹のパリの思い出… アルバムを見ながら、お姉さんのはなちゃんと妹のめめちゃんが、パリ…

山のびょういんへ

今頃になって、真夏よりもよく蚊に刺されます。彼女らも猛暑でじっとしていたのが、涼しくなって活動的になっているようです。 どこかのテレビ番組で、刺される回数が増えるほどかゆみが増すと聞きました。ほんとう?困ったなぁ。 「くもとり山のイノシシび…

尭風舜雨の賜物

今日は敬老の日。 日本の100歳以上の高齢者が過去最多の9万526人に。うち全体の88.6%が女性、最高齢は大阪府の女性で115歳。 100年前、1922年・大正11年の雨はどんな雨だったのだろう。 「雨を、読む。」(芸術新聞社 2021年5…

【絵本】赤いものな~んだ

昨日何十年かぶりで再会した方が、自分の仕事に以前と同じ情熱をもって取り組んでいらした。変わらないことが素晴らしいと思える瞬間でした。 今日はこちらの本です。 「ママのバッグ」(福音館書店 2016年 こどものとも年少版 2022年4月第1刷特装…

【児童書】見知らぬ感覚になる

9月も半ばに。そろそろと読書の秋がやってきましたが、南半球はこれから春へ。そういえば、あちら側にも〇〇の秋ってあるのだろうか。 「見知らぬ友」(福音館書店 2021年2月初版) 著者 マルセロ・ビルマヘール 絵 オーガ・フミヒロ 訳 宇野和美 まず…

未来のための大切な準備

今の季節は、朝晩と日中の寒暖差が大きくて体調を崩しがち。冷たいものの飲み過ぎ食べ過ぎ注意報が出ています。 今日の一冊は、 「どうぶつせんきょ」(ほるぷ出版 2021年6月第1刷)作 アンドレ・ホドリゲス ラリッサ・ヒベイロ パウラ・デスグアウド …

プーさんのフィットネス

バランス良くって難しい。靴底の偏った擦り減りを見ながら、ふと。自分では真っ直ぐ歩いているつもりなのに。 今日の一冊は、 「クマのプーさん フィットネス・ブック」(筑摩書房・ちくま文庫 2022年5月 第1刷) 原案 A.A.ミルン 絵 E.H.シェパード …

アルミホイルが大活躍

目玉焼き・納豆・お浸し・お味噌汁、いつも似たようなメニューになる朝食、簡単にできてキャンプ気分も味わえるこのレシピ、いいかも。時短で準備したいときに。 「 アルミホイル・ソロキャンレシピ 」(秀和システム 2021年8月第1刷) 著者 佐藤 一博…

きっかけは些細なこと

朝晩は涼しくなってきましたが、日中はまだ夏の名残りがそこかしこに。 絵本のなかは冬なので、ちょっと早いかな? 「スープとあめだま」(岩崎書店 2022年2月第1刷 闇は光の母(5)) 作 ブレイディみかこ 絵 中田いくみ 「ゆき やむといいね」… い…

音と匂いで感じる山歩き

昨日一緒に出掛けた友人が、楽しいイベントのおわりに「ああ、明日は月曜日、また一週間がはじまる」と言いました。そんな月曜日、 「飛ぶための百歩」(岩崎書店 2019年8月第1刷) 作 ジュゼッペ・フェスタ 訳 杉本 あり イラスト まめふく どんなお…

今日は逍遙DAY

これからお出掛け。同じ県内ですが、車で1時間半ほどの初めて訪れる場所。ちょっと緊張しつつワクワクしています。 「ヤマザキマリの世界逍遥録」((株)JALブランドコミュニケーション 2021年3月初版) 著者 ヤマザキマリ ヤマザキマリのふしぎな旅… こ…

原題は「猫の旅」(Kattresan)

明日外出の予定があるので、天気予報が気になっています。屋外でのイベントで大雨なら中止、晴れると暑そうなので曇りが希望なのですが、どうなるかな。 それにしても、こんな風に猫の背中に乗って一緒に出掛けてみたい。 「 リッランとねこ 」 ( 福音館書…

今日は何の日?

9月9日は、語呂合わせにちなんで「救急の日」とも言われています。 今日の一冊は、救急の日にちなんで 「よるのびょういん」(福音館書店 1985年 第1刷 2022年4月 第13刷) 作 谷川俊太郎 写真 長野重一 絵本ではなく写真本です… 文章を書いた…

幻想的な絵に浸る

最近は夜になると、鈴虫の音色に癒されています。夜の闇に静かに響くオーケストラ。 今日の一冊は、 「 蛾 姿はかわる 」 ( (株)化学同人 2021年10月初版 ) 文 イザベル・トーマス 絵 ダニエル・イグヌス 訳 青山 南 本作で語られること… イギリス…

夏の終わりに

台風の影響もあり、今週はまだ暑さが続いてはおりますが… 今年も、「こんなに暑い日が続いたら、秋は来ないんじゃないか?」と毎日ぶうぶう言っていたのに、やっぱり秋の気配が。夏がだんだん去っていくのを感じます。 今日は、そんな気分のときに目に飛び込…

答えに正解はありません

今朝テキトーに淹れたコーヒーが、思いのほか美味しかった。それだけでシアワセ。 今日選んだ本は、 「 3・4・5歳のこどもの『なんで?』早引き事典 」( 主婦の友社 2021年5月第1刷発行 ) 質問期の「なんで?」… こどもの好奇心いっぱいの「なんで?…

はじめてのカエル語

月曜日は、目の覚めるような鮮やかなビタミンカラーではじまりたい。 夏のあいだ田んぼから聞こえていたカエルの大合唱が、いつの間にか聞こえなくなっていました。姿はあまり見かけないけど、声はよく聞いているのでカエルは身近な存在、そんなカエルが主人…

休日にじっくりと

9月最初の日曜日。今朝は一面曇り空。 今日の一冊は、 「 エセルとアーネスト ふたりの物語 」 (バベルプレス 2019年8月発行) 著者 レイモンド・ブリッグズ 訳 北川 静江 本の内容は… 英題は「Ethel & Ernest a true story」、著者の母と父を描いた…

しずかでおだやかな時間

また蒸し暑さがぶり返していますが、夕方は日の暮れが早くなり、夜になると鈴虫が鳴いて涼しい風が吹くようになりました。 今日はそんな静かな夜に読みたい本、 「エイモスさんが バスに 乗りおくれると」(光村教育図書 2021年11月第1刷発行) 文 フ…

犬は笑う?笑わない?

9月2日、今日はキアヌ・リーヴスさんの誕生日だそうです。乙女座なんですね。お誕生日おめでとうございます。 さて、今日の一冊はこちら 「楽しい解剖学 続 僕とチョビの体のちがい第2版」(学窓社 2021年2月第1版) 著者 佐々木 文彦 どんな本でし…

まじめでやさしい悪魔の子

今日から9月…9月の別名は有名なところだと長月、ほかにも彩月、菊月、紅葉月、竹酔月など秋の気配を感じてどれもステキ。 さて今日の一冊は、 「地獄の悪魔 アスモデウス」(あすなろ書房 2000年3月初版) 作者 ウルフ・スタルク 絵 アンナ・へグルン…