hon de honwaka

一期一会の本と日常のおはなし

【日常のこと】フルハウスを訪ねて(小高の夏その5)

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あこがれのフルハウスを訪ねて、最終回です。

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ズラリと本の並んだ書棚を見るとある特徴が。

 

いろいろな作家さんが

それぞれのテーマで選んだ20冊の本が

ご本人たち直筆のメッセージとともに飾られていました。

 

もしどなたか好きな作家さんがいて、

その方の選んだ本が並んでいたら

それはきっと全部読んでみたくなりますね。

 

もうひとつ店内で目を引いたのは

あちこちに置かれた猫の置物

ついつい本をそっちのけで(!)写真を撮る私。

 

ちょこん。

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ずどーん。

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そういえば聞かなかったけど

猫の置物は非売品だと思います、たぶん。

 

そして私も読んだことのあるこちらの作品にも

ご本人直筆のメッセージがありました。

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「絶望を擦り抜ける小道は日常の中にある」

私も同感です!

「その案内をしてくれるのが猫です」

なるほど~まだ案内の実感はないですが

いつもはっぱをかけられている気がしてます!

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とても平明な文章で書かれていて

中学生や、もしかしたら小学生高学年でも

読めそうかなと思った作品です。

内容に介護のことが書かれているのですが

当事者や家族の気持ちが丁寧にリアルに

しかも読者に伝わりやすく表現されていて

作者の取材力や理解力の深さを感じた一冊です。

 

フルハウスには

いろいろな作家の方たちが

眠れないとき、とか○○したくなったとき

といったテーマに添って読者のために

読んでほしいと選んだ本が並んでいました。

 

人気のあるものや売れ筋ではない

その方たちの知識や温もりを感じて

(なにをかはわかりませんが)なにかを

リセットしたいときに時間を気にせず

ゆっくり店内の本たちに身を任せてみたら

素敵だろうな、と思いながら店を後にしました。

 

おまけに最後の最後に見つけた

今度読んでみたい本も。

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それでは今日はこの辺で。

おしまいまで読んでいただき

ありがとうございました。