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一期一会の本と日常のおはなし

【日常のこと】フルハウスを訪ねて(小高の夏その4)

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今週はフルハウスを訪ねたときのことを綴っています。

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「Rain Theatre」で鑑賞した演劇の感想も少し。

 

実は私、これまで自分は

演劇音痴なんじゃないかと思ってました。

誘われればとりあえず参加するタイプなので

これまで何度か観たことはあるのですが

一緒に見た方に比べると感動が薄いような気がして。

 

比べるものでもないのかもしれませんが

演劇の良さが私にはわからないのかしら?と

心密かに思っていた部分がずっとどこかにありました。

 

でも今回の演劇は、面白かったです。

小劇場は初めての経験、演者との距離の近さでしょうか

演じる方の想いがバンバンこちらに響いて心が動いた。

演劇なのか現実なのかわからなくなるような瞬間もありました。

 

チラシにあった柳美里さんの言葉を掲載します。

「JR常磐線上り列車ーマスクー」は、2011年3月11日当時、福島県相双地区の中学・高校生だった方々の聞き取りを元に書いた戯曲です。

語り部のようでも、再現ドラマのようでもなく、筋書きや意味や意図に乗っ取られることもなく、劇的にするために書き加えたり捻じ曲げたりすることもせず、効いた声を聴いたままに誰かの耳に響かせるにはどうしたらいいだろうか、と自問しながら、高校生17人を含む出演者のみなさんに問い掛けながら創った作品です。

引き受けた声を、単なるセリフとしてではなく、手と手を結ぶように、声と声を結んで、その声の宛先を探すような時間を創れないだろうか、とーー。

だれ? だれか? だれか! という呼び掛けが、あなたの耳に届くように祈っています。

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終演後はフルハウス店内をじっくり拝見。

あちこちに座って読めるよう椅子が置いてあります。

 

こちらは2020年の全米図書賞を受賞した

「JR上野駅公園口」のコーナーの写真

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いろいろな国で出版された翻訳本も販売されてます。

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今日の締めは絵本コーナーの写真で。

ブログに書いた本も何冊かありうれしくなりました。

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それでは今日はこの辺で。

明日も続きます。

また明日

読んでいただけるとうれしいです。