hon de honwaka

一期一会の本と日常のおはなし

【日常のこと】表現力講座に初参加

当ブログではアフェリエイト広告を利用しています

文章表現を学ぶオンラインセミナー

「想いが伝わる表現力を身につける」

に初めて参加し印象に残ったことを。

f:id:tokinoakari:20230706153420j:image

セミナーの内容は著作権の事情や

これから受講される方が前もって

知らない方がよいものなので掲載しませんが

文章の作成や発表時の心構え

準備として伝えられたこともためになりました。

ここではそちらを記したいと思います。

 

 

文章を書いたり発表するときに

わかってはいるものの

ついついやってしまいがちな

やってはいけない行為」をご存じですか。

 

講師の方が念を押すように

お話されていたところをみると

多くの人が陥りがちな行為なのだと感じます。

 

いくつかのポイントのうち

まず一番重要と思ったこと、それは

文章を書くときは「嘘」をつかないこと。

 

この場合の「嘘」とは

よく見られようとして飾り立てたり

無理に背伸びをしたり

また逆に自分を低く見せたりと

本当の自分で表現していないことを言います。

 

普段でも「嘘」をつくと「疲れる」と思います。

もし表現したあとで

「疲れた」と感じることがあったら

そこに「嘘」がないか

振り返ってみるのもよいかもしれません。

 

 

また、人前で発表するときに

気を付けることとして印象的だったのが

「前置きや後付けをしない」ということ。

 

「はじめてなので…」とか

「上手く書けなかったのですが…」

といった言い訳はもちろん

「こんにちは」もいらないと。

 

日常生活のコミュニケーションでは

必要とされることも多々ある前置きや後付け。

人間関係を円滑にするために

本題よりそちらのほうが長いのではないか

というほどの前置きや

聞き手の気分を思い計っての謙遜や言い訳が

必要な場面もありますが、今回は

一切言わないようにと釘を刺されました。

 

前置きや後付けは自信の無さの表れだそう。

煙に巻こうとする忍術は使用禁止です。

 

誰かの評価を気にしないで

思い切りよく発表することで

素の自分を表現する力が付きそうだと思いました。

 

ほかにも大切なこととして

他者が発表している時はその話に集中すること

書いたものを発表する際に

文章を言い換えたり付け足したりしないこと

などがありました。

f:id:tokinoakari:20230706153622j:image

今回のセミナーの受講者は16名。

まず一対一で

用意されたインタビューシートの質問を回答し合い

その後各自が用意されたテーマについて

およその決められた文字数で

伝えたい想いを文章にし発表という流れ。

 

制限時間も設けられています。

文章は最後まで書けなくても構わないし

言いたくないことは言わなくてよいし

文字数は予定より長くても短くてもよい。

 

ただし自分に「正直」に。

 

4時間のセミナーは受講前には長いかなと

思っていましたが、あっという間でした。

 

本当に伝わる表現をするためには

まず自分をしっかりと知り

良いところもカッコ悪いところも

そのまま受け止めて

すっぴんの自分を見せる気持ちになること。

 

正直な想いだけが相手に伝わるのです。

f:id:tokinoakari:20230706153743j:image

参加されたおひとりおひとりの発表から

それぞれの「嘘」のない想いが伝わってきました。

年齢も立場もばらばらの初対面の方たちですが

自分と真っ直ぐ向き合う

あるいは向き合おうとする真摯な気持ちに共感し

初夏の青葉が輝くような爽やかな時間でした。