先日、地元で初めて開催された
市主催のハーフマラソン大会に
ボランティアとして参加しました。
およそ4500人のランナーが全国各地から集合し
賑やかな大会になりました。
活動内容は競技場内、スタート前の
ランナーたちの集まるブロックでの案内係。
(走る速さの順に4ブロックに分かれています。)
担当になった最後尾のブロックには
着ぐるみランナーたちも勢ぞろい。
埼玉から来た全身エヴァンゲリオン(?)の
ランナーさんとお話したりして楽しく活動。
皆さんがスタートするとその係は終了です。
次はゴール目指してトラックに戻って来る
ランナーたちを付近の沿道で応援することに。
はじめてマラソンを間近に見る私
じっくり見たいとラスト500の
直線コースに陣取りランナーを待ちます。
ハーフなので速い方は
一時間ほどで戻ってくるとのこと。
もうすぐかな、と待ち受けていると、見えました!
私がいる場所からさらに500mほど前方に
小さな3人の人影。
と、見えたと思ったやいなや
3人は私の眼前に迫ってきて
まるでマンガの吹き出しみたいな
ゴーーーーーーーっという音を立てて
あっという間に目の前を通り過ぎて行きました。
スゴイ。
人間って走る時ゴーーーーーーーって音がするんですね。
新幹線とか飛行機とか
速い乗り物だけの特権かと思っていました。
ちなみに団子状態で迫り来た3人のうちの三番手は
市民ランナーの川内優輝さん。
瞬間見えたお顔は鬼の形相のようでした(すみません^^;)
「韋駄天」という言葉が咄嗟に頭に浮かびます。
一瞬の出来事でしたが
3人のランナーの腕や足の筋肉にも目を奪われました。
大小いろいろな大きさのささ身が複雑に
びっしり腕と足に付いているみたい。
え~、腕と足の筋肉ってあんなに分かれてるの?
(自分のは分かれてない、というか見えもしない?)
タルタルした部分はひとつも無かった。
ついでに言えば皮膚全体ピカピカしていました。
3人から少し遅れて通り過ぎた四番手の方以降は
轟音は聞こえなかったので
先頭の3ランナーは別格だったようです。
この音は、至近距離で実際に応援しなければ
わからなかった貴重な体験でした。
さて、もうひとつ嬉しかった体験も書いて
締めくくりたいと思います。
ラスト500は
きっとどのランナーさんにとっても
非常に苦しいポイントだと思うのですが
多くの方が頑張れ~やファイト!の声援に応えて
「ニッコリ」してくださいました。
こんなにたくさんの「ニッコリ」を
短時間で一度に見たのは初めての経験かも。
老若男女どんな方でも「ニッコリ」はステキです。
今回のイベント参加でランナーさんたちの
スポーツマンシップの爽やかさを実感して
とても幸せな時間でした。
もしまだマラソン観戦未経験でしたら
ランナーさんの轟音やニッコリを体験しに
行ってみてほしいと思います。