hon de honwaka

一期一会の本と日常のおはなし

今年読んだクリスマス本のまとめベスト5

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メリークリスマス!

今日は今回読んだクリスマス本のまとめを。

どれも興味深く面白かったのですが

せっかくなのでベスト5を選んでみたいと思います。

 

ここまで読んできた作者の方のコメントで、

どなただったかもその言葉もうろ覚えなのですが

なぜここまでクリスマスが世界中で愛されているか

その理由を

キリストの誕生という祝福の日は

生命、生まれるということにたいする喜びの日」だから、と

書かれていたように記憶しています。

 

確かに、これまで読んだクリスマス本にはどれも

作者の人生観が読み取れるように感じました。

今回の選出もそのあたりがポイントになっています。

まずはナンバー5から。

じゃーん。

「したきりすずめのクリスマス」です。

tokinoakari.hatenablog.com

 

日本の昔話とキリスト誕生の融合

私には斬新でした。

「したきりすずめ」から

「いなばのしろうさぎ」や「かちかちやま」も

思い出し懐かしくなりました。

読んだ中で、正面から

キリストの福音について描かれていたのは

本書のみでした。

そして次はナンバー4

じゃじゃーん。

「クリスマスのこと」です。

tokinoakari.hatenablog.com

 

ぼのぼのは、

いつでも どこでも なんのひでも

ぼのぼのです。

そんなぼのぼのにメリーメリークリスマス!

 

同率のナンバー4にもう一作

「オーロラの雪」です。

tokinoakari.hatenablog.com

ひとりの少女の清らかな決意を描く物語。

澄み切った冬の空気と

厳しい寒さの雪景色にも

少女を包む温かみを感じる美しい絵。

読み手の気持ちもまっすぐにしてくれます。

では次はナンバー3

じゃじゃじゃーん。

クリスマス・キャロル」です。

tokinoakari.hatenablog.com

 

ディケンズさん、3位ですみません。

でもね、

やっぱり150年以上読み継がれるだけある

すごい作品だと思ってます。

 

文庫本にしてわずか184ページほどの短い文章なのに

半日あれば読めるほどの量なのに

中身の重さ厚さは他に類を見ないです。

同じ人が何度読んでも

その時のその人の在りようで

違った感想が得られそうなところも

またすごい作品だと思います。

それでは、ナンバー2

じゃじゃじゃじゃーん。

「わたしクリスマスツリー」です。

tokinoakari.hatenablog.com

 

佐野洋子さんの晩年のエッセイのタイトルは

「死ぬ気まんまん」。

この絵本はそこに至るずっと以前の

元気な時に書かれたものですが

佐野洋子さんの生き様

主人公のもみの木の女の子の姿に

映し出されているような気がしました。

いよいよナンバー1

じゃん。

「ハリーのクリスマス」です。

tokinoakari.hatenablog.com

 

、そして生まれることの喜び

決して大げさでなく、実にさりげなく

そして優しく温かく、素直に表現されている

こちらの絵本が私のナンバー1になりました。 

 

赤ちゃんねこは、お母さんからではなくて

サンタさんからの贈り物、

そんなところも心惹かれたお話でした。

みなさま、ステキなクリスマスを!