熟睡？爆睡？スヤスヤ気持ちよさそうです。
「やまねのネンネ」
ねぼすけやまね ネンネのおはなし
（BL出版 ２００２年２月 第１刷）
作・絵 どい かや
暑い日が続きます。暑すぎます。
熱帯夜では眠りが浅くなります。
そこで、季節外れではありますが
冬の絵を見たら涼しくなれないかしらと
読んでみることにしました。
どんな絵本…
パパとママと一緒に仲良く
木の幹のうろに眠る小さな小さな
こどもやまねのネンネ。
絶賛冬眠中…のはずが⁉
小さな手足を胸に寄せて
まんまるに丸まって眠るネンネが
可愛すぎです。
素敵な夢を見ているネンネですが
ひょんなことから寝ぼけて
木のうろから落ちてしまいます。
それでもネンネは夢の中。
なんとカラスの嘴に挟まれたり
お婆さんのお手玉にされたりしても
それでも夢の中です。
さてネンネはどうなるのでしょう…
感想を…
何があっても起きないネンネが
ちょっぴり羨ましくなりました。
絵本のイラストは
見開きのページの
左側に現実にネンネが体験してること
右側には夢の中でネンネが見ていること
小さい小さいやまねのネンネの
本人も気づかない大冒険です。
柔らかなタッチと色合いで
冬景色が描かれ
優しく温かい絵物語が続きます。
読んでいるあいだ中
ずっとニッコリホッコリしていられました。
涼しくなってぐっすり眠れる日が待ち遠しい。
こちらは以前記事にした作者どいかやさんの作品
よろしければこちらもご覧ください。
