hon de honwaka

一期一会の本と日常のおはなし

【日常のこと】島から島へ(後編)

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福島から徳島へ日帰り旅の忘備録の続きです

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そんなことで(詳しくは「前編」に)

無事手に入れた羽田発徳島阿波おどり空港行きの便は、

東北新幹線始発でも第一便は間に合わず第二便となりました

 

なんとか順調に羽田空港へ着き搭乗手続き

友のおかげでラウンジで休憩

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徳島空港へは11:30ごろ無事到着しました

ここでちょっとしたトラブル、というか

未然に防げたのでトラブル未満

 

時刻表に示された時間に空港前バス停に1台の路線バスが停車

なんの迷いもなく乗車する友と私

すると同じ便で降り立った旅行者風年配のご夫妻

その奥さまが運転手さんに大きな声で問いかけ

「このバスは大塚国際美術館に行きますか」

なんと!運転手さんは即座に「行きません」とお返事!!!

(へ?)友と私は慌ててバスを下車

危なかった、全然違うところに行くところだった。

行き先を大きな声で尋ねてくれた奥さまに感謝。

目当てのバスは少し遅れてやってきたのでした。

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(よく見ると「バスは遅れることがあります」と書いてあった)

 

この時がこの旅の一番の難関となりました

その後は比較的順調に旅は進みます

海岸沿いの美しい光景を眺めながらのバス旅

12時過ぎには美術館に到着です

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前もってコンビニで入場券を購入していたのでスムーズに入場

長いエスカレーターで上昇し展示エリアへ

昇りきったフロアの正面に、

かの有名な名画システィーナ礼拝堂天井画のレプリカが、

本場さながらの礼拝堂を再現した形で展示されていました

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ちょうどお昼時だったからかお客さん少な目

友の思い付きで備えられた長椅子に寝転んで

天井画を鑑賞、本物ではあり得ない鑑賞方法です

視界いっぱいに天井画が広がり

天井から絵が迫ってくるような感覚に

 

世界各地の名画が精密なレプリカとして一堂に会し

写真も撮り放題、本物とは違った楽しみ方もあるのですね

 

私は特にレンブラントの自画像が

時系列で展示されているブースがとても興味深かったです。

青年から晩年のレンブラントさん、並べて見ると初めの一枚と最後の一枚ではまるで別人!

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帰りは17:10発の飛行機に乗ることになっていたので

(この便でないと福島駅行きの新幹線に間に合わない)

美術館滞在時間は逆算して約4時間ほど。

 

見応え充分な美術館、

全てをじっくり見るのにはもっと時間が必要ですが、

お目当ての作品メインに効率よく周ると、

ランチとグッズ購入の時間を含めても充分楽しめ

満足度の高い鑑賞となりました

 

帰り道は地元のタクシー会社さんに

電話予約し美術館まで迎えに来てもらいました

電話口の受付の方もタクシー運転手さんも

柔らかいお国言葉がとても心地よい響き

道々美術館のことや海のこと地元のことをお聞きすると、

わかりやすく丁寧に説明してくださり、

温かい気持ちになりました

 

飛行機も10分遅れで離陸、

帰りの電車もほんの少しのアクシデントを除き

順調に進み22時台には自宅に到着

お泊りでないと確かに手荷物も軽くて動きやすく、

それでいて旅心をちゃんと味わえて楽しかったです

 

自分へのお土産は、

東日本では発売しなくなった

懐かしのお菓子「カール」

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美味しい〜そして

歯にくっつく感じが懐かし〜