最近の目の保養は、読者になっている方のブログの素敵なイルミネーション写真です。
今日は、音楽のお話し。
といっても全然詳しくないのですが、先日
聴きに行ったクリスマスコンサートのことを。
ご本人たちの歌唱ではありませんが、
演目１２＋アンコール１曲のなかから私好みの３曲ご紹介も。
まずはスペインの定番
クリスマスソング「Feliz Navidad」
今回聴いたのは、地元の社会人の方たち女性１１名のコーラスグループ
ゴスペルを中心にいろいろなジャンルの曲を歌っています。
発足は２０年以上前
当時ゴスペルが地元でもブームに。
多い時で７～８０名の会員さんがいました。
私もそのひとり、
ミーハー精神から知識ゼロで参加、
どうしたらいいのかわからなくて
最初クチパクしてたのが懐かしいです。
私は２年ほどで辞めてしまいましたが、
そのころから続けている方も数人いらして
親しみのあるグループ。
コロナ禍で３年ぶりの開催でした。
実はこのグループには、
１０年程前にも大きな困難が。
創始者であり指導者の方の突然のご逝去。
グループの継続も岐路に立たされましたが
指導者の遺したレパートリーを
歌い継いでいきたいと
熱い気持ちをもった方たちで
自主的に練習しながら今に至っています。
クリスマスにふさわしい讃美歌、クリスマスソング、誰でも耳にしたことのあるビートルズやミュージカルソング、そしてゴスペルと…楽しい時間がすぎていきます。
後半しっとりと歌い上げたグループの
定番曲「My life is in your hands」
今回のコンサート、
ある一曲がとても印象に残りました。
それは
リードボーカルが、あまり歌の上手でない方
以前のコンサートでも感じていましたが
今回も、声の質と、緊張もあってか
普段の力を出せていない感じ
ここからは私の勝手な想像ですが
ご自身でも
そのことに悩まれた時期があったのでは
歌をうたうのを辞めようと
考えたこともあったのでは、と。
けれど、またたぶんですが
彼女は本当に音楽が大好きなんだと思う。
そして
そんな彼女が歌を続けられるようにしたのは
メンバーの仲間たちなんだろうと。
特定の指導者を持たず
自主的に練習している彼女たち
年々上達されていますが完ぺきとは言い難い
けれどこの曲の時は、
そんなことはどこかへ吹き飛んでいきました。
メンバーが全員で
彼女を支えようと一心になったコーラス
それぞれの音の糸が
友愛の絆によってひとつにまとまった
包み込むような音色に、
なにかとても美しいものが見えました。
上手なだけが音楽じゃないんだなぁ。
クリスマスにふさわしい
温かい気持ちになったコンサートでした。
最後はこのグループが発足当初から
「心の友」と歌い続けている曲
「In the Sanctuary」です。
いろいろな動画があったのですが、この動画、私が所属していた当時のイメージに合っていたのでこちらを。（あくまでもイメージです。）
