先月ヨガの講座に参加したんですが
てっきり実技の講座と思い込み
動きやすく汗をかいてもいいようにと
Tシャツにジャージで会場に行ってみると
40名ほどの参加者の方たちが
ワイシャツ姿やブラウスにスカートの出で立ちで
椅子に腰かけ机に向かって何か用紙に記入中でした。
時間ぎりぎりで会場の最終入場者となり、
すでにその説明は済んだところのようです。
あれ?ヨガマットはどこ?別会場にあるのかな?
と不思議に思いつつ、指定された席に着席すると
私の席の机の上にも、何やら記入する用紙が。
勝手に思い込み、勘違いしていましたが
今回の講座は座学中心のものでした。
別の意味でうっすら汗。汗。焦。
しかし気を取り直して用紙を見てみることに。
初めて見る言葉がそこに書かれていました。
そのタイトルは「SOC質問票」
ご存知でしたか?
私は今回が初めて。
SOCについて…
SOCとは、首尾一貫感覚
「sense of coherence」
(センス オブ コヒーレンス)のこと。
Aaron Antonovsky(アーロン・アントノフスキー)
によって提唱された
ストレスに柔軟に対応できる能力のことだそう。
SOC質問票には
人生の様々な側面に関する質問が29項目
各問いに対して1から7の数字の選択肢があり
自分の回答に最もあてはまる数字をチェック
それぞれの数を採点表に照らし合わせて集計します。
本セミナーでは
受講の前と後に同じ質問に回答して自己採点し、
点数の変化によってヨガの効果を測りました。
いくつか質問を抜粋してみます。
「あなたは、誰かと話しているときに、相手が自分のことを理解していないと感じることがありますか?」
【まったく感じない】なら1
【いつも感じている】なら7
「あなたは、自分のまわりで起こっていることがどうでもいい、という気持ちになることがありますか?」
【まったくない】なら1
【とてもよくある】なら7
「これまで、いやなことが起きたとき、多くの場合、あなたは、」
【それにうちのめされてしまった】なら1
【そんなこともあるだろうと受け入れてやってきた】なら7
「あなたは、何か楽しいことをしているとき、」【きっとこのまま楽しい気分でいられるだろうと思う】なら1
【きっと何かが起こってこの楽しい気分が壊されるだろうと思う】なら7
といった具合です。
あまり考え込まず直感で答えてくださいと係の方。
遅れて入り、ほとんどの方が
回答し終わっていたようなので急いで記入しました。
セミナーで学んだことは…
まずはヨガの効用についての座学
つぎにオフィスで人知れず
座ってさりげなくできるヨガのポーズを2種類
そして呼吸法
3数えて吸ったら6で吐くといったように、
吸った数の倍で鼻呼吸します。
これを朝昼夕寝る前の4回✖️27回
合計108という数は
ヨガの教えでは大変良い数だそうです。
最後は瞑想
講師の方から伝えられたテーマについて、
目を閉じて3分間自分の考えをまとめます。
その後隣の席の方と一対一で
お互いの考えを発表。
相手はそれに対して意見を言うのではなく、
ただ聞くのみです。
そうこうするうちに予定の2時間が経過し、
また最初と同じ質問票に回答を記入しました。
実は冒頭の回答でも結構点数の多かった私
それほど変わりないのではと予測しながら再回答。
ちなみにたった2時間前ですが、
前にどう回答したかはところどころ記憶になく。
ところが採点してみると、
10ポイント以上upしているではありませんか。
ちょっと内心自分でびっくり。
講師の方が「10ポイント以上増えた方は挙手を」
と言っていましたが、
どれだけ乗せられやすいんだと
なんだか気恥ずかしくなって
手を挙げられないまま終了となりました。
SOC質問票の質問は
普段考えもしないことが多く、
意外な自分も知ることができました。
結構面白かったので、
もし機会があったら皆さんもやってみてほしいです。
こちらのサイトにSOCについて
詳しく解説されています。
ご興味ある方はよろしければご覧ください。