今週読んだ絵本です。

「どうぶつがすき」
作:パトリック・マクドネル
訳:中川千尋
(あすなろ書房 2011年9月30日 初版発行)
優しく素朴な印象のイラストが心地よい作品。
タイトル読みでしたが
よくよく読み進めてみると
実在の人物をモデルにしていて
彼女の少女時代のエピソードを描いた作品でした。
彼女が小さな女の子のころ
(たぶん10歳から12歳くらいのころ)
どんなことに
どんなふうに興味があり
何を感じ、何を夢見ていたか
どんな行動をしていたか。
柔らかい筆遣いと淡い色合いで描かれたイラストはとても親しみを感じます。
どこにでも居そうな女の子ジェーンが
お父さんからもらったチンパンジーのぬいぐるみのジェルビーとともに
大好きな動物たちを観察したり、本を調べたり
大きなブナの木に登って未来に想いを馳せます。
絵本の主人公は、ジェーン・グドールさん。
裕福ではなかったけれど、子どもの頃からの情熱をずっと持ち続け学び続け、希望を実現した、世界的な動物行動学者であり環境保護活動家。
皆さんには、ぜひ、そのお名前と「名言」で検索していただきたいです。人間として生きるために大切なこと、心に留めておきたいことや、胸に沁みる言葉を残されています。
昨年10月1日、惜しくも91歳で旅立たれたとのことです。
